Changes between Version 1 and Version 2 of TracNotification
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- Sep 21, 2010 6:34:08 PM (14 years ago)
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TracNotification
v1 v2 8 8 通知機能はデフォルトでは無効になっています。有効化とコンフィグレーションは [wiki:TracIni trac.ini] で行うことができます。 9 9 10 == メール通知を受け取る == #ReceivingNotificationMails11 新しいチケットを登録したりコメントを追加する際、 ''報告者'' (英語版では ''reporter'')、 ''担当者'' (英語版では ''assigned to/owner'') もしくは ''関係者'' (英語版では ''cc'') フィールドに有効なメールアドレス を入力してください。チケットに更新があると、 Trac が自動的にメールを送信します。 (どのように通知メール機能を設定しているかによります)10 == 通知メールを受け取る == #ReceivingNotificationMails 11 新しいチケットを登録したりコメントを追加する際、 ''報告者'' (英語版では ''reporter'')、 ''担当者'' (英語版では ''assigned to/owner'') もしくは ''関係者'' (英語版では ''cc'') フィールドに有効なメールアドレスやユーザ名を入力してください。チケットに更新があると、 Trac が自動的にメールを送信します。 (どのように通知メール機能を設定しているかによります) 12 12 13 13 これは、興味のあるチケットや機能追加に関する最新情報を随時受け取りたい場合に便利な機能です。 14 14 15 === 通知メールで受信するメールアドレスを設定する方法 === #Howtouseyourusernametoreceivenotificationmails 16 17 完全なメールアドレスあるいはユーザー名を入力することで、通知メールを受け取ることができます。 単純なユーザ名やログイン名で通知を受け取るには、''ユーザ設定 (Preferences)'' ページで、正しいメールアドレスを入力する必要があります。 18 19 TracIni ファイルにデフォルトドメイン名 ('''`smtp_default_domain`''') を指定することでも、単純なユーザ名で通知を受け取ることができるようになります。 (後述する [#ConfigurationOptions コンフィグレーション オプション] を参照してください) 。この場合、ユーザ名にデフォルトドメインが追加されますので、 "イントラネット" 環境で仕様している場合は便利です。 20 15 21 == SMTP 通知のコンフィグレーション == #ConfiguringSMTPNotification 22 23 '''重要:''' TracNotification を正しく動作させるには、[wiki:TracIni trac.ini] に `[trac] base_url` を設定する必要があります。 16 24 17 25 === コンフィグレーション オプション === #ConfigurationOptions 18 26 trac.ini の `[notification]` セクションで設定できるオプションです。[[BR]](訳注: 0.10 以降では `TracIni` マクロを使用することで正確なオプション一覧を取得できます。以下のリストは必要に応じて `[[TracIni(notification)]]` に置き換えて使用してください。) 27 19 28 * '''`smtp_enabled`''': メール通知を有効にします。 20 29 * '''`smtp_from`''': 通知メールの ''Sender''-ヘッダに使用するメールアドレス。 … … 35 44 * `none`: エンコードしません。英語のみ (ASCII) で使用できます。 non-ASCII 文字を含んでいるメールは配信されないでしょう。 36 45 * '''`ticket_subject_template`''': (''0.11 以降'') 通知メールの件名 (Subject) に使用する [http://genshi.edgewall.org/wiki/Documentation/text-templates.html Genshi テキストテンプレート] 。 46 * '''`email_sender`''': (''0.12 以降'') `IEmailSender` インタフェースを実装しているコンポーネント名。通知システムは、ここで設定されたコンポーネントを使用してメールを送信します。現在のところ Trac では以下のコンポーネントが提供されています: 47 * `SmtpEmailSender`: SMTP サーバに接続してメールを送信する (デフォルト)。 48 * `SendmailEmailSender`: `sendmail` 互換の実行ファイルを実行してメールを送信する。 37 49 38 50 '''`smtp_from`''' か '''`smtp_replyto`''' の一方 (もしくは両方) が ''必ず'' 設定されていなければなりません。設定されていない場合、 Trac は通知メールの送信を拒否します。 … … 41 53 * '''`smtp_server`''': 通知メッセージに使用されるSMTPサーバ。 42 54 * '''`smtp_port`''': (''0.9 以降'') SMTP サーバが使用するポート番号。 43 * '''`smtp_user`''': (''0.9 以降'') SMTP 認証アカウントのユーザID。44 * '''`smtp_password`''': (''0.9 以降'') SMTP 認証アカウントのパスワード。55 * '''`smtp_user`''': (''0.9 以降'') SMTP 認証アカウントのユーザID。 56 * '''`smtp_password`''': (''0.9 以降'') SMTP 認証アカウントのパスワード。 45 57 * '''`use_tls`''': (''0.10 以降'') SMTP サーバ経由で通知メールを送信するときに、GMail などの [http://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security TLS] を使用するかどうかを切り替えます。 46 58 59 以下のオプションは `sendmail` 互換の実行ファイルを使用する場合のメッセージ伝送方法を指定するために使用します。 60 * '''`sendmail_path`''': (''0.12 以降'') sendmail の実行ファイルへのパスを設定します。ここで指定する sendmail プログラムは `-i` および `-f` オプションを解釈できなければなりません。 47 61 48 62 === コンフィグレーションの例 (SMTP) === #ExampleConfigurationSMTP … … 56 70 }}} 57 71 72 === コンフィグレーションの例 (`sendmail`) === #ExampleConfigurationsendmail 73 {{{ 74 [notification] 75 smtp_enabled = true 76 email_sender = SendmailEmailSender 77 sendmail_path = /usr/sbin/sendmail 78 smtp_from = notifier@example.com 79 smtp_replyto = myproj@projects.example.com 80 smtp_always_cc = ticketmaster@example.com, theboss+myproj@example.com 81 }}} 58 82 59 83 === メールの件名をカスタマイズする === #Customizingthee-mailsubject … … 69 93 * `ticket`: ticket model オブジェクト ([http://trac.edgewall.org/browser/trunk/trac/ticket/model.py model.py] 参照)。個別のチケット属性は `$ticket.milestone` のように、ドット (.) で区切って (訳注: 英語での) 属性名を加えることで、参照可能。 70 94 95 === メールの内容をカスタマイズする === #Customizingthee-mailcontent 96 97 通知メールの内容は `trac/ticket/templates` の `ticket_notify_email.txt` を元に生成されます。編集した `ticket_notify_email.txt` を Environment の templates ディレクトリに配置することで、カスタマイズすることができます。デフォルトはこのようになっています: 98 99 {{{ 100 $ticket_body_hdr 101 $ticket_props 102 #choose ticket.new 103 #when True 104 $ticket.description 105 #end 106 #otherwise 107 #if changes_body 108 Changes (by $change.author): 109 110 $changes_body 111 #end 112 #if changes_descr 113 #if not changes_body and not change.comment and change.author 114 Description changed by $change.author: 115 #end 116 $changes_descr 117 -- 118 #end 119 #if change.comment 120 121 Comment${not changes_body and '(by %s)' % change.author or ''}: 122 123 $change.comment 124 #end 125 #end 126 #end 127 128 -- 129 Ticket URL: <$ticket.link> 130 $project.name <${project.url or abs_href()}> 131 $project.descr 132 }}} 71 133 == Email サンプル == #SampleEmail 72 134 {{{ … … 121 183 }}} 122 184 123 通知メールを削除する場合などに使用してください。 185 Trac 0.10 の場合は、下記のフィルタを使用してください: 186 {{{ 187 from:(<smtp_from>) (("Reporter: <username>" -Changes -Comment) OR "Changes (by <username>)" OR "Comment (by <username>)") 188 }}} 189 190 通知メールを削除する場合などにも使用できます。 124 191 125 192 Thunderbird で IMAP を使用している場合は、この方法は使えません … … 163 230 関係のあるメーリングリストのスレッド: 164 231 * SELinux: http://article.gmane.org/gmane.comp.version-control.subversion.trac.general/7518 165 232 233 Fedora 10 の SELinux では下記のコマンドで対処できます: 234 {{{ 235 $ setsebool -P httpd_can_sendmail 1 236 }}} 166 237 === ''Suspected spam'' エラー === #Suspectedspamerror 167 238 … … 170 241 Trac はデフォルトで通知メールを Base64 エンコーディングして受信者に送信します。メールの本文 (Body) 全体がエンコードされる (訳注:チケットのタイトルに日本語が含まれる場合、通知メールの Subject ヘッダも utf-8 base64 エンコーディングされます) ので、繊細なメールサーバ上の ''false positive'' な SPAM 発見プログラムのトリガになってしまいます。このような状況に遭遇した場合、 `mime_encoding` オプションでデフォルトのエンコーディングを "quoted-printable" に変更することを推奨します。 171 242 172 "quoted-printable" エンコーディングは ラテン系の文字セットで使用すると効果があります。アジア系の文字セットでは、 Base64 エンコーディングに固定することを推奨します。 173 174 (訳注: 日本語のメールで主に使用されるエンコードは `ISO-2022-JP` ですが、 Trac が送信する通知メールは `UTF-8` でエンコードされ、さらに `BASE64` か `quoted-printable` で 7bit-safe な形式にエンコードされます。 175 `ISO-2022-JP` エンコーディングでない日本語のメールは Spam 検出エンジンに誤判定されやすくなる傾向があるようです。 176 また、 MUA がこれらのエンコードに対応していない場合、たとえ受信できたとしても文字化けしたり表示できない可能性があります。) 243 "quoted-printable" エンコーディングは ラテン系の文字セットで使用すると効果があります。アジア系の文字セットでは、 Base64 エンコーディングに固定することを推奨します。 (訳注: 日本語のメールで主に使用されるエンコードは `ISO-2022-JP` ですが、 Trac が送信する通知メールは `UTF-8` でエンコードされ、さらに `BASE64` か `quoted-printable` で 7bit-safe な形式にエンコードされます。 `ISO-2022-JP` エンコーディングでない日本語のメールは Spam 検出エンジンに誤判定されやすくなる傾向があるようです。また、 MUA がこれらのエンコードに対応していない場合、たとえ受信できたとしても文字化けしたり表示できない可能性があります。) 244 245 === ''501, 5.5.4 Invalid Address'' エラー === #a5015.5.4InvalidAddresserror 246 247 IIS 6.0 で 248 {{{ 249 Failure sending notification on change to ticket #1: SMTPHeloError: (501, '5.5.4 Invalid Address') 250 }}} 251 上記のエラーが trac のログにでる場合、 [http://support.microsoft.com/kb/291828 ここ]を参考に解決してください。 252 177 253 178 254 ----