[[PageOutline]] = 前提 = * CAL と TS CAL は別物 * セッションは、Windows XP Professionalでは同時に1セッションのみが利用でき、Windows Server 2003/Windows Server 2008の「管理用リモート デスクトップ」モードでは、同時に最大3セッション(1コンソール・セッション+2リモート・セッション)まで利用できる。 * from [http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/519rdcons/rdcons.html リモート・デスクトップでコンソール・セッションに接続する - @IT] = links = * [http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/client-licensing.mspx Windows Server 2008 クライアント アクセス ライセンス (CAL) 概要] 1. 接続デバイス数または接続ユーザー数モード (per device or per user mode) * いずれかのサーバー上のサーバー ソフトウェアにアクセスするか、サーバー ソフトウェアを使用する、ユーザーまたはデバイスごとに (いずれかの種類の) Windows CAL が必要です。 * Windows CAL は、サーバー ソフトウェアにアクセスするユーザーまたはデバイスの数だけ必要です。 * このライセンス モードを選択した場合、「同時使用ユーザー数モード」への変更はできません。ただしWindows CAL を、あるデバイスから別のデバイスに、またはあるユーザーから別のユーザーに再割り当てすることは可能です。再割り当てができるのは、以下のいずれかの場合に限られます。 1. 1 つのデバイスまたはユーザーによる使用を永久的にやめた場合 1. 常設のデバイスが使用不可能なときに借用したデバイス、または社員が休んでいる間に働く派遣労働者が一時的に Windows CAL を使用する場合 * 組織内の複数のサーバーからほぼすべてのデバイスまたはユーザーにサービスを提供する分散型コンピューティング環境で Windows CAL を取得するときには、多くの場合、「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」を選択すると最も経済的です。 * 「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」は、以前のライセンス モデルで使用されていた「接続クライアント数モード」に置き換わるものです。 1. 同時使用ユーザー数モード (per server mode) * いずれかのサーバー上のサーバー ソフトウェアにアクセスするか、サーバー ソフトウェアを使用する、ユーザーまたはデバイスごとに (いずれかの種類の) Windows CAL が必要です。 * Windows CAL は、特定のサーバーにインストールされたサーバー ソフトウェアに同時にアクセスするか、サーバー ソフトウェアを同時に使用する、ユーザーまたはデバイスの最大数に相当する数だけ必要です。取得する Windows CAL は、特定のサーバーのみに対して使用されます。 * このライセンス モードを選択する場合、もう一つのライセンス モードである「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」に 1 回のみ変更できます。すると、(いずれかの種類の) Windows CAL が、接続デバイス数または接続ユーザー数モードで使用されます。 * アクセス要求が限られた少数のサーバーを使用するコンピューティング環境で Windows CAL を取得するときには、多くの場合、同時使用ユーザー数モードを選択すると最も経済的です。 * [http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5206746.html Windows Server CAL(Client Access Li - BIGLOBEなんでも相談室] * [http://ebi.dyndns.biz/windowsadmin/2008/11/24/ 2008 11月 24 | WindowsServer管理者への道] * 「同時使用ユーザー数モード」は「サーバーにCALを持たせるモード」。 * 「接続デバイスまたは接続ユーザー数モード」は「サーバーにCALを持たせないモード(そのかわりにクライアント側にCALを持たせる)モード」。 * 「同時使用ユーザー数モードから接続デバイスまたは接続ユーザー数モードへの変更が1度だけできる。逆は不可能。」 * 「よく分からなければ同時使用ユーザー数モードにしておけば後で正しい設定に変更可能。とりあえず同時使用ユーザー数モードにしておいて、後ではっきりしてから設定変更すればいい。」 * CALを持たせることができる場所(CALの買い方)は以下の3つです。 1. Windows Server * 「同時に使用するユーザー」であるのがポイントです。接続デバイスや接続ユーザーするがどれだけ多くても(たとえ1万でも10万でも)同時にアクセスするユーザー数が5人なのなら、Serverに5CALを持たせておけばよいのです。特にサーバーの数が少ないような環境で有効な買い方です。この買い方ではサーバーが複数あれば、それぞれにCALを買わなければいけないことに注意してください。 1. 接続デバイス(Windows Client、PDAなど) * 接続デバイスにCALを持たせて、そのデバイスからはどのWindows ServerにアクセスしてもOKとするCALの持たせ方です。たとえば、Serverが何十台あっても、ユーザーが何百人いても、接続デバイスの数が限られているならば(そしてそれを共有するならば)、そのデバイス数だけのCALを購入すればよい、という買い方です。サーバーやユーザー数がある程度多く、接続デバイスを共有しているような環境で有効な買い方です。 1. 接続ユーザー * 接続ユーザーにCALを持たせて、そのユーザーがどの端末からどのサーバーにアクセスしても問題なくする、というCALの持たせ方です。サーバーが何台あっても、端末が何台あっても、ユーザーの数だけCALを購入しておけばよい、という買い方です。特に、ユーザー1人あたり、複数台の端末(デスクトップPCと、ノートPCと、PDAと・・・)を使っているような場合に有効な買い方です。